日本に在留している外国人の方にとって、
必ず向き合うことになるのが 「在留資格の更新」や「在留資格の変更」 です。
しかし、
- 更新と変更の違いが分からない
- どちらを申請すべきか迷っている
- 間違えると不許可になると聞いて不安
という声はとても多く聞かれます。
この記事では、
在留資格の更新と変更の違い・基本的な考え方を、
初めての方にも分かりやすく解説します。
在留資格の「更新」とは?
在留資格の更新とは、
今持っている在留資格のまま、在留期間を延ばす手続きです。
例えば、
- 就労ビザで同じ会社・同じ仕事内容を続けている
- 配偶者ビザで結婚生活に変化がない
- 留学ビザで引き続き同じ学校に在籍している
このような場合は、
原則として 「在留資格更新許可申請」 を行います。
更新のポイント
- 資格の種類は変わらない
- 審査は「これまでの在留状況」が重視される
- 問題がなければ比較的スムーズ
在留資格の「変更」とは?
在留資格の変更とは、
現在の在留資格から、別の在留資格に切り替える手続きです。
よくあるケースとしては、
- 留学生 → 就労ビザ
- 就労ビザ → 配偶者ビザ
- 技術・人文知識・国際業務 → 経営・管理
などがあります。
変更のポイント
- 生活や活動内容が変わったときに必要
- 新しい在留資格の条件を満たす必要がある
- 更新よりも審査は厳しくなる傾向
更新と変更の大きな違い
| 項目 | 更新 | 変更 |
|---|---|---|
| 在留資格の種類 | 変わらない | 変わる |
| 主な理由 | 期間満了 | 活動内容の変化 |
| 審査の重点 | 過去の在留状況 | 今後の活動内容 |
| 難易度 | 比較的低い | 高め |
この違いを理解していないと、
本来変更すべきところを更新で出してしまう
といったミスが起こりがちです。
どちらを申請すべきか迷うケース
実務上、特に迷いやすいのが次のようなケースです。
- 転職したが仕事内容は似ている
- 会社は変わったが職種は同じ
- 結婚したが就労も続けている
この場合、
「更新で足りるのか」「変更が必要なのか」
を慎重に判断する必要があります。
判断を誤ると、
不許可や追加書類の原因になります。
更新・変更で共通して重要なポイント
どちらの申請でも、
以下の点は必ずチェックされます。
- 在留状況に問題がないか
- 税金・社会保険をきちんと支払っているか
- 現在の生活が安定しているか
- 提出書類に矛盾がないか
「少しくらい大丈夫だろう」という判断が、
後から大きなトラブルにつながることもあります。
行政書士に相談するメリット
在留資格の更新・変更は、
一見すると簡単そうに見えますが、
個別事情によって判断が大きく変わる手続きです。
行政書士に相談することで、
- 更新か変更かの正確な判断
- 不利な点の事前対策
- 書類の整合性チェック
が可能になり、
不許可リスクを大きく減らすことができます。
まとめ|更新と変更の違いを正しく理解しよう
在留資格の更新と変更は、
似ているようで全く別の手続きです。
- 変わらないなら「更新」
- 変わったなら「変更」
この基本を押さえたうえで、
自分の状況に合った申請を行うことが大切です。
迷った場合は、
早めに専門家へ相談することをおすすめします。
