永住申請では、
本人だけでなく「家族を含めた生活全体」 が審査対象になります。

「自分の条件は問題ないのに不許可になった」
その原因が、家族関係 にあるケースも少なくありません。

この記事では、
家族がいる場合の永住申請で
特に注意すべきポイント を詳しく解説します。


① 永住審査は「世帯単位」で見られる

永住申請は個人申請ですが、実務上は

  • 配偶者
  • 子ども
  • 同居家族

を含めた 世帯全体の安定性 が見られます。

たとえば、

  • 配偶者が働いていない
  • 家族の収入・支出が不明確
  • 同居実態が確認できない

こうした場合、
生活基盤が弱いと判断されることがあります。


② 配偶者が外国人の場合の注意点

よく見られるポイント

  • 婚姻の実態
  • 同居しているか
  • 生活費をどう負担しているか

特に、

  • 単身赴任
  • 別居期間が長い
  • 住民票上は同居だが実態が違う

場合は、
補足説明が必須 になります。


③ 日本人配偶者がいる=必ず有利、ではない

「日本人配偶者がいるから大丈夫」
と思われがちですが、それだけで永住が保証されるわけではありません。

見られるポイント

  • 世帯収入が安定しているか
  • 税金・保険料の支払い状況
  • 家族としての生活実態

日本人配偶者がいても、

  • 世帯収入が低い
  • 税金未納がある

場合は、不許可になることもあります。


④ 子どもがいる場合に見られる点

子どもがいる場合の審査ポイント

  • 扶養関係が明確か
  • 学校・保育園に通っているか
  • 医療保険に加入しているか

特に重要なのは、

「日本で継続的に生活しているか」

という点です。

海外との行き来が多い場合は、
説明書類を添付した方が安全です。


⑤ 世帯収入は「合算」で見られることもある

永住申請では、

  • 本人のみの収入
  • 世帯全体の収入

の両方が考慮されます。

たとえば、

  • 本人年収:250万円
  • 配偶者年収:200万円

といった場合でも、
生活が安定していると判断されるケース もあります。

ただし、

  • 配偶者の雇用が不安定
  • 収入証明が出せない

場合は注意が必要です。


⑥ 家族の税金・保険の未納も影響する

意外と見落とされがちなのが、

  • 配偶者の住民税未納
  • 国民年金の未加入期間
  • 健康保険料の滞納

本人が問題なくても、
家族の未納がマイナス評価 になることがあります。


⑦ 家族構成に変化があった場合は必ず説明

以下のような場合は、
申請書だけでは不十分です。

  • 結婚・離婚
  • 出産
  • 同居・別居
  • 扶養の変更

理由書(説明書)を添付 することで、
不必要な誤解を防げます。


⑧ 家族がいる場合こそ「書類の整合性」が重要

永住申請では、

  • 住民票
  • 課税証明書
  • 在職証明
  • 家族関係書類

すべてが つながって見られます

少しのズレが、

生活実態が不明確

という評価につながるため、
事前チェックが非常に重要です。


まとめ|家族がいる永住申請は「準備」が9割

家族がいる場合の永住申請は、

  • 有利になることもある
  • しかし確認事項も増える

という特徴があります。

特に、

  • 収入
  • 納税
  • 同居実態

この3点は必ず整理してから申請しましょう。


こんな方は専門家への相談がおすすめ

  • 別居・単身赴任がある
  • 家族の収入や納税が不安
  • 子どもの在留状況が複雑

永住は「家族の将来」に直結する申請です。
慎重な準備が、結果を大きく左右します。