永住申請を考えたとき、多くの方が気になるのが、
「結果が出るまでどれくらいかかるの?」
「その間、日本にいられるの?」
という点です。
永住申請は他の在留資格と比べて
審査期間が長く、流れも独特です。
この記事では、
永住申請の申請から結果通知までの流れと審査期間について、
初めての方にもわかりやすく解説します。
① 永住申請の審査期間は「6か月〜1年以上」
永住申請の審査期間は、
- 平均:6か月〜12か月
- 長い場合:1年半以上
かかることもあります。
これは、
- 在留状況
- 収入・納税状況
- 家族構成
- 過去の在留履歴
などを総合的に慎重審査するためです。
就労ビザ更新のように
1〜2か月で終わるものとは性質が異なります。
② 審査期間が長くなる主な理由
永住申請が長期化しやすい理由は以下の通りです。
● 確認項目が非常に多い
- 在留履歴全体
- 税金・年金・保険
- 生活の安定性
- 日本への定着性
● 書類量が多い
- 住民税課税証明
- 納税証明
- 年金記録
- 住民票・戸籍関係
● 追加書類の提出が発生しやすい
審査中に、
- 「この書類を追加で提出してください」
という通知が届くことも珍しくありません。
③ 永住申請の全体の流れ
永住申請の流れは、大きく分けて以下のステップです。
【STEP1】 事前準備・書類収集
- 申請要件の確認
- 必要書類の収集
- 理由書の作成(非常に重要)
ここが最も重要な段階です。
【STEP2】 入管へ申請
- 管轄の出入国在留管理局へ提出
- 受付後、申請受理票を受け取る
この時点では、まだ審査は始まったばかりです。
【STEP3】 審査期間(数か月〜1年以上)
この期間中に、
- 書類審査
- 内部照会
- 追加書類依頼
などが行われます。
何も連絡がない期間が長く続くこともありますが、
それ自体は珍しくありません。
【STEP4】 結果通知
- ハガキまたは通知で結果が届く
- 許可の場合:入管で手続き
- 不許可の場合:理由説明を受けることが可能
④ 審査中にやってはいけないこと
審査中は、以下の点に注意が必要です。
● 転職・退職
状況によっては
審査に大きく影響します。
● 税金・年金の未納
審査中に未納が発覚すると
不許可につながる可能性があります。
● 住所変更の未届
必ず速やかに届出を行いましょう。
⑤ 審査中でも日本にいられる?
永住申請中でも、
- 現在の在留資格が有効
- 更新手続きを適切に行う
ことで、日本に問題なく滞在できます。
永住申請中だから更新不要になるわけではありません。
在留期限が近づいた場合は、
通常通り更新申請が必要です。
⑥ 審査期間を短くすることはできる?
正直なところ、
審査期間そのものを短縮することはほぼ不可能
です。
ただし、
- 書類不備をなくす
- 追加書類が出ない申請内容にする
- 要件を十分満たした状態で申請する
ことで、
無駄な長期化を防ぐことは可能です。
⑦ 審査が長引いている=不許可ではない
審査期間が長いと、
「不許可なのでは…?」
と不安になりますが、
長期審査=不許可ではありません。
むしろ慎重に検討されているケースも多くあります。
まとめ|永住申請は「時間がかかるもの」と理解することが大切
永住申請は、
- 審査期間が長い
- 結果が出るまで不安
- 準備が非常に重要
という特徴があります。
しかし、
正しく準備し、落ち着いて待つことが
永住取得への近道です。
