再申請・変更申請で失敗しないための正しい対処法
配偶者ビザの申請結果が「不許可」と通知されると、
多くの方が強い不安を感じます。
「もう日本にいられないのでは?」
「再申請しても意味がないのでは?」
しかし実際には、
不許可=終わりではありません。
正しく原因を把握し、対策をすれば再申請で許可されるケースは多くあります。
この記事では、
配偶者ビザが不許可になった場合に
絶対にやるべきこと・やってはいけないこと を解説します。
まず大前提:理由が分からないまま再申請しない
最も多い失敗は、
不許可理由を確認せずに再申請してしまうこと です。
入管は同じ内容の申請を何度も見ています。
理由が改善されていない申請は、ほぼ確実に再び不許可になります。
① 必ず「不許可理由」を確認する
不許可通知書には、
詳細な理由は書かれていません。
そのため、
入管で理由説明を受けることが重要 です。
不許可理由の確認方法
- 本人または配偶者が入管へ行く
- 行政書士が代理で確認する
担当官から、
「どの点が問題だったか」を口頭で説明してもらえます。
これを聞かずに再申請するのは、
地図を見ずに迷路に入るようなものです。
② 配偶者ビザで多い不許可理由
実務上、特に多いのは次の4つです。
1. 夫婦関係の実態が不十分
- 同居していない
- 連絡頻度が少ない
- 写真や説明が弱い
「結婚の実態が確認できない」と判断されるケースです。
2. 収入・生活基盤の問題
- 収入が低すぎる
- 無職期間が長い
- 税金の未納
生活が安定していないと、
在留継続は認められにくくなります。
3. 書類の矛盾・説明不足
- 住民票と説明内容が違う
- 質問書の回答が曖昧
- 過去の申請内容と食い違う
些細な矛盾でも、不信感につながります。
4. 過去の在留違反
- オーバーステイ
- 資格外活動違反
過去の違反がある場合、
より厳しい審査になります。
③ 再申請までにやるべき準備
不許可理由が分かったら、
次は 改善策を具体的に準備 します。
夫婦関係が原因の場合
- 同居を開始する
- 生活実態が分かる写真を増やす
- 交際〜結婚までの経緯を丁寧に説明
収入が原因の場合
- 就職・転職後に再申請
- 世帯収入で説明
- 貯金証明を追加
説明不足が原因の場合
- 理由書を作成
- 事実関係を整理
- 書類内容を統一
再申請では
「前回との違い」を明確に示すことが重要です。
④ 在留期限が迫っている場合の注意点
不許可後も、
すぐに在留資格がなくなるわけではありません。
ただし、
- 在留期限が近い
- すでに期限切れ
の場合は、
在留特別許可や変更申請 など
状況に応じた対応が必要になります。
この判断を誤ると、
不利な結果につながることがあります。
⑤ 行政書士に相談するメリット
配偶者ビザの再申請は、
初回申請よりも難易度が高くなります。
行政書士に依頼することで、
- 不許可理由の整理
- 再申請戦略の立案
- 入管目線での書類作成
が可能になります。
特に一度不許可になっている場合は、
専門家のサポートが大きな安心材料になります。
まとめ|不許可は「修正のチャンス」
配偶者ビザの不許可は、
「もう無理」という意味ではありません。
- 原因を正確に知る
- 改善点を具体的に示す
- 同じ失敗を繰り返さない
この3点を守れば、
再申請で許可される可能性は十分にあります。
不安な場合は、
一人で抱え込まず、
早めに専門家へ相談することをおすすめします。
