〜よくある失敗例と、事前にできる対策を徹底解説〜

配偶者ビザは、「結婚している」という事実だけで必ず許可されるものではありません。
実際の入管実務では、一定数の不許可が毎年出ています。

不許可になった方の多くは、
「自分たちは問題ないと思っていた」
という共通点があります。

この記事では、実際によくある
不許可になりやすいケース
事前にできる具体的な対策を詳しく解説します。


ケース① 出会いから結婚までが極端に短い

配偶者ビザで最も警戒されるのが、
交際期間が非常に短い結婚です。

例えば、

  • 出会って数か月で結婚
  • 実際に会った回数が少ない
  • オンライン中心の交際

このような場合、
「偽装結婚ではないか?」
という視点で厳しく審査されます。

対策

  • 出会いから現在までを時系列で詳しく説明
  • 交際中の写真・メッセージ履歴を整理
  • 結婚に至った理由を具体的に記載

「短い=不許可」ではありませんが、
説明不足=不許可になりやすい点に注意が必要です。


ケース② 同居していない・別居期間が長い

原則として、夫婦は同居していることが望ましいとされています。

  • 海外別居
  • 仕事の都合で別居
  • 住居が未定

こうした事情がある場合、
合理的な説明がないと不利になります。

対策

  • 別居理由を具体的に説明
  • 将来的な同居計画を明示
  • 連絡頻度・生活実態を補足資料で説明

「今は別居だが、夫婦関係は継続している」
ことを客観的に示すことが重要です。


ケース③ 収入・生活基盤が不安定

配偶者ビザでは、
「日本で安定した生活ができるか」
も重要な審査ポイントです。

  • 収入が極端に少ない
  • 無職・転職直後
  • 納税状況が確認できない

このような場合、
生活能力に疑問を持たれる可能性があります。

対策

  • 世帯全体の収入で説明する
  • 貯蓄状況を補足資料で提示
  • 今後の収入見込みを説明

必ずしも高収入である必要はありません。
継続性・安定性が重視されます。


ケース④ 書類内容に矛盾・ズレがある

意外と多いのが、
書類同士の内容が噛み合っていないケースです。

  • 質問書と申請書の内容が違う
  • 写真の時系列がおかしい
  • 住居・勤務先情報の不一致

小さなズレでも、
「信用性が低い」と判断される可能性があります。

対策

  • 提出前に全書類を一度通して確認
  • 表現・日付・場所を統一
  • 不安な点は補足説明を入れる

ケース⑤ 過去の在留状況に問題がある

過去に以下のような履歴がある場合、
審査は慎重になります。

  • オーバーステイ歴
  • 資格外活動違反
  • 虚偽申請の履歴

これらは、
結婚とは別問題として評価されます。

対策

  • 事実を隠さず正直に記載
  • 反省点・改善点を説明
  • 再発防止策を明示

隠すことが最大のリスクです。


不許可になる人の共通点

多くの不許可事例に共通するのは、

  • 「書けば伝わるだろう」という思い込み
  • 客観的資料が不足している
  • 入管目線での説明ができていない

という点です。


不安がある場合は事前相談が重要

配偶者ビザは、
最初の申請が特に重要です。

一度不許可になると、
次回申請ではより厳しい審査になります。

「この条件で大丈夫?」
「説明は足りている?」

そう感じたら、
申請前に専門家へ相談することで
不許可リスクを大きく下げることができます。


まとめ|不許可は「準備不足」で起きる

配偶者ビザの不許可は、
特殊なケースだけで起きるものではありません。

  • 説明不足
  • 書類の不整合
  • 準備の甘さ

これらが積み重なって起こります。

しっかり準備をすれば、
多くの不安要素はカバー可能です。